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『
ザ・ビートルズ '64 BOX
』
ビートルズ
これでビートルズを最初に聴く人がどのくらいいるのか解りませんが、何にせよ新しい物が出て話題になるのは嬉しかったりします。やはりビートルズが凄いのはどんな形になっても「圧倒的に良い」所なのです。このCDはいわゆる「アメリカ編集版」の再発なのですが、なんだそりゃ?という人の為にちょっとだけ説明すると、当時発売されたオリジナルのイギリス盤とは別に、アメリカでは独自の編集が行われたアメリカ盤があって、音源もアメリカ市場向けにミックスが違っていたり、モノラルだったものがステレオになっていたりしたのです。CD化されてからは一応オリジナルのイギリス盤が「正規物」としてリリースされていましたが、ある意味当時のアメリカの人達にとってはこっちがオリジナルと言うことにもなるかも知れません。初めてビートルズのレコードを買おうとしている人にとってはこういうアイテムが沢山ありすぎて混乱する事この上ないと思いますが、始めにも言ったようにビートルズが凄いのは、ほぼ「何を買っても良い」ところです。このCDも個人的には音がクリアすぎてちょっと居心地が悪かったり、モノだとかステレオだとかいうマニアックな部分を除いても、あまりに良い曲があり過ぎてあっという間に全部聴いちゃいました。もう同じ曲を何回聴いてるか解らないのに、やはりビートルズ、恐るべきバンドです。
この当時はラジオはAM、家庭用のステレオ装置は普及し始めたころで、今で言う物とは少々意味が違う「左右別々の音が出る」事にみんながびっくりした時代。解りやすく斬新な物が溢れるアメリカの文化的な背景も、その音の中から覗けるような気がします。このバージョンで聴けるたっぷりかけられたリバーブ(エコー)は、まるでビートルズという甘いアイスクリームにさらにトッピングをしたみたいです。ともあれこのCD、当時のアメリカの人達にビートルズの音楽はどういう風に聞こえていたのか、60年代のアメリカのステレオで再生してみたい!という欲求に駆られます(自分だけか?)。
さらにマニアックな探求心のある方はアメリカ盤はもちろん、多分風当たりの強さ故貴重盤になるであろう日本盤CCCDもお買い逃しなく(笑)。

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ビートルズ
『
ザ・ビートルズ'64BOX
』
東芝イーエムアイ
TOCP-67601
\10,000(税込み)
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2005-1Groovin'
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