第107回
第106回
第105回
第104回
第103回
第102回
第101回
第100回
第99回
第98回
第97回
第96回
第95回
第94回
第93回
第92回
第91回
第90回
第89回
第88回
第87回
第86回
第85回
第84回
第83回
第82回
第81回
第80回
第79回
第78回
第77回
第76回
第75回
第74回
第73回
第72回
第71回
第70回
第69回
第68回
第67回
第66回
第65回
第64回
第63回
第62回
第61回
第60回
第59回
第58回
第57回
第56回
第55回
第54回
第53回
第52回
第51回
第50回
第49回
第48回
第47回
第46回
第45回
第44回
第43回
第42回
第41回
第40回
第39回
第38回
第37回
第36回
第35回
第34回
第33回
第32回
第31回
第30回
第29回
第28回
第27回
第26回
第25回
第24回
第23回
第22回
第21回
第20回
第19回
第18回
第17回
第16回
第15回
第14回
第13回
第12回
第11回
第10回
第9回
第8回
第7回
第6回
第5回
第4回
第3回
第2回
第1回

第62回

『 デ・ジャ・ヴ 』
CSN&Y


 CSN&Y。この連載を読んでくれる人の中ではポピュラーだとは思いますが、ロックのコーナーに行くと必ずあるこの記号、バンド名なのか、何かの略なのか、今一つ漠然としている人もいると思います。バーズのデヴィッド・クロスビー、バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、ホリーズのグラハム・ナッシュ、そしてニール・ヤングという4人の名前のイニシャルを取ったのがこのCSN&Y。メンバーのキャリアを考えると、とんでもないスーパーバンドです。そしてその代表作とも言えるのがこの「デ・ジャ・ヴ」。
見開きの厚い紙のジャケットと、くすんだオレンジの歌詞カード。金色の文字にセピア色の時代錯誤な写真が貼り付けられた表紙にはなんともいえない豪華な雰囲気があって、それだけで他のレコードとは一味違う存在感がありました。CDになってその感じが少々失われてしまったのは残念ですが、それでも僕はこのレコードを年に何回かは必ず聴いていて、そしてその度に「俺は今、紛れもなくロックを聴いているのだ」という妙に熱い思いに駆られ、ついお酒を飲みすぎたりします。
このアルバムもロックオヤジのバイブル的な名盤ですが、後にも先にもこういうスタイルのグループはあまりないような気がします。一聴して解る各自の強烈な個性と、それが「交じらない」ことで生み出されるハーモニー。映画「小さな恋のメロディー」や「いちご白書」で映像との抜群の相性を得たグラハム・ナッシュの2曲や、ニール・ヤングの名曲「ヘルプレス」を始め、全てが際立った才能と個性が生み出した作品だと言えますが、同時に全てがどれをとってもやはりCSN&Yでしかありえないサウンドになっているのが凄いです。誰が何をやったか、という以前に、この四人が集まったことで生み出された色々なものがあいまって、このレコードが出来たような気がします。
僕の年齢からするとちょっと変かもしれないけれど、自分にとってはかなり「青春のアルバム」的な要素があるレコードの一枚です。プロデューサーだった四人囃子の岡井大二さんの家で、「ロックっていうのはな!」なんて言われながら、爆音で聴かせてもらっていたことを思い出します。
余談ですが、僕のレーベルの名前「ourhouse」も、半分はこのレコードに収められている曲のタイトルにちなんでつけたものです。後の半分は長くなるのでそのうちに。

 


CSN&Y
『 デ・ジャ・ヴ 』
      

ワーナーミュージック・ジャパン 
CD AMCY-4001
\2,039(税込み)



このCDのご購入は
すみやMEDIA MAXで!



R&R LIBRARY 第62回
2004-11Groovin'
http://mediamax.sumiya.co.jp/
最新号は全国のすみや店頭で配布中です。
Copyright © 2003-2008 ourhouse, All rights reserved.