第107回
第106回
第105回
第104回
第103回
第102回
第101回
第100回
第99回
第98回
第97回
第96回
第95回
第94回
第93回
第92回
第91回
第90回
第89回
第88回
第87回
第86回
第85回
第84回
第83回
第82回
第81回
第80回
第79回
第78回
第77回
第76回
第75回
第74回
第73回
第72回
第71回
第70回
第69回
第68回
第67回
第66回
第65回
第64回
第63回
第62回
第61回
第60回
第59回
第58回
第57回
第56回
第55回
第54回
第53回
第52回
第51回
第50回
第49回
第48回
第47回
第46回
第45回
第44回
第43回
第42回
第41回
第40回
第39回
第38回
第37回
第36回
第35回
第34回
第33回
第32回
第31回
第30回
第29回
第28回
第27回
第26回
第25回
第24回
第23回
第22回
第21回
第20回
第19回
第18回
第17回
第16回
第15回
第14回
第13回
第12回
第11回
第10回
第9回
第8回
第7回
第6回
第5回
第4回
第3回
第2回
第1回

第44回
ダリル・ホール&ジョン・オーツ
『ドゥ−・イット・フォー・ラヴ』


 「ブルーアイドソウル」と呼ばれる音楽があります。簡単に言えば「青い目のソウル」ということになります。つまり白人が歌うソウルミュージック。その代表格とも言えるのがこのホール&オーツなのですが、今回のアルバムはそんな彼らのスタイルの原点に返った、まさにこれぞホール&オーツ!という感じのアルバムです。
何しろカッコ良くて歌が上手くて、黙っていても目立つダリル・ホールに対して、黙っていたらバックバンドのメンバーと間違えられてしまいそうなほど地味なジョン・オーツの二人の組み合わせはとても面白くて、当然各自のソロ活動を行っていた時期は、もう二人で活動することはないんじゃないか、という話もあったのだけれど、復活してくれて良かったです。
どちらかのキャラが抜きん出て強いデュオは、片方がソロに傾いてもあんまりその人のイメージは変わらないものなのですが、彼らの場合はなぜか「Hall&Oats」じゃないと納得行かないような気がするのです。それがどうしてなのかは僕自身良くわからないのだけれど、きっとカレーとご飯みたいなもので、一緒にあってこそ初めて意味があるのです。カレーのルーだけとか、ご飯だけって言うのはその単品がどんなにおいしくても何か寂しい。別にジョン・オーツ氏がご飯だとは言いませんが、そのくらい(少なくとも僕にとっては)大事な存在であることには間違いありません。きっとそこに彼らのワンアンドオンリーな存在感があるのです。そして誰よりも二人がそれを感じたから復活したんじゃないかと思います。
今回のアルバム、もちろん後半も良いんですが、個人的には特に始めの4曲位の流れが僕は好きで、一度聴き始めるとどうしてもそこまで聴いちゃう何かがあります。基本的には良い曲、シンプルな演奏、そしてソウルフルな歌声という世界観は統一されていて、あまりに構築されすぎている感のある最近のヒットポップスと比べると、何だかとても「人間臭い」感じがして良いです。個人的にはトッド・ラングレンが福神漬け的隠れキャラとして入っていたりもして、うれしい限りです。
Hall&Oats
『Do it for love』

CD/ビクターエンターテインメント
VICP-62198
¥2400(税込)


このCDのご購入は
すみやMEDIAMAXで!



R&R LIBRARY 第44回
2003-05
Groovin'
http://mediamax.sumiya.co.jp/
最新号は全国のすみや店頭で配布中です。
Copyright © 2003-2008 ourhouse, All rights reserved.