返済できなくなった場合

昔は消費者金融と言うと、怖いイメージがありました。今で言うヤミ金のようなイメージです。そう、当時はサラ金と言っていたと思います。
実際、消費者金融は金利がかなり高く、銀行などでお金を借りられない、つまり定職についてない人や定職についていても人には言えないお金が必要な場合に借りるものという印象があります。
それが今では法律が改正されて金利も下がり、CMなどで頻繁に目にするようになったことで、だんだん借りることへの抵抗は少なくなってきたのではないでしょうか。

 

中年OL

ここで基本的な疑問が湧きました。借りたお金は返えさなくちゃけいないのでしょうか。
勿論基本は人として借りたものは返す、が当りまえだと思いますが、自己破産とかありますよね。
本当に返済出来なくなったら正々堂々と返済できません宣言をしてください!という意見もあります。
個人的なイメージとしては、普通は返却出来なくなったらそのままじっとしていて、消費者金融の方から何か言ってくるのを待って正直にスミマセンと謝って、それからどうしてらいいのかの相談になると思ってます。
それに相談と言っても次の給料日かボーナスでまとめて返すとかどうとかの話になるのかな、という感じです。
それが法律的には、返せなくなったら借りたお金は返さなくてもいい、というのが条件はあるのでしょうが認められているというのです。
確かに病気や失業で個人ではどうしようも無い場合はあると思いますし、それを救済する法律もあるというのは必要で有り難いものなのだとは思います。それに、何時、自分がそのような目に合わないとも限りませんからね。

 

ただいきなりそこまでは今は考えず、返済出来なくなった時に発生する事柄を順番に追ってみましょう。

 

オペレーター

(1)返済日を過ぎても入金が無かった場合、翌日には消費者金融会社から担当の個人名で電話があります。口調は丁寧で、返済期日を過ぎていることの連絡という内容です。
 なので、うっかり忘れてましたので今日明日中に入金します、や、来週給料日なのでそこで支払います、などの約束をすれば基本的に問題ありません。

 

(2)約束した期日を過ぎても支払いが無い場合、当然また電話が来ることになります。ここで次の約束が出来ればいいですが、適応な言い訳をするとあとが面倒になってきます。
 その後は日に何度も電話が来ますし、職場や自宅にも電話を掛けてくることがあります。自宅に督促状が来ますし、場合によっては消費者金融担当者が自宅に来ることもあるようです。

 

(3)問題は借りている人が支払いしていないことですが、消費者金融側にも以下の行為は貸金業規制法により禁止されています。
 ・取り立てを行うのは、08時から21時までで、それ以外は原則禁止。
 ・勤務先への訪問。
 ・大人数での取り立てや、罵声や暴言含めた暴力的な態度。
 ・他の金融業者を紹介してそこから借りさせての返済要求。
 ・その他

 

(4)消費者金融には保証人はありません。保証人が必要なら申し込めない人が大半だからです。その為、返済が滞ると本人に何度も連絡がくることになります。

 

(5)取り立てはこの法律の範囲内で行われるハズですが、だからと言って返済方法が無い場合、また他から借りて今の消費者金融に返済する、という方法も考えるかも知れません。
 ただこれも他の消費者金融に申し込んでみれば分かりますが、現在は最大で年収の1/3までしか借りることが出来ませんので、その範囲を超える場合にはこの方法も出来なくなります。

 

(6)支払い出来ない状態が3ヵ月続くと、いわゆるブラックリストに載りますので、他の金融機関にも連絡がいきます。結果、新たな借入はどんなものでも出来なくなります。
 このブラックリストは5年間で時効、つまりブラックリストから消えますが、消費者金融は裁判を起こすなど、時効の延長手段をとる場合が多いので、5年で時効(逃げ切れる)というのはまずありません。

 

(7)今度は簡易裁判所から督促状が来ます。法的に消費者金融の方が正しいので、それは当然の流れです。今度は裁判所が間に入りますが、結局は消費者金融との話し合いで無理のない分割払いなどの解決策を考えることが多いようです。

 

(8)それでも返済が難しい場合は最終手段です。いわゆる自己破産です。自己破産はそれ自体いろいろなメリット・デメリットがありますが、とりあえず借金の支払いは免除されます。
 実際にそうすることがいいかどうかは、弁護士と相談する方がいいでしょう。最近はネットで弁護士とのコンタクトも取れますので、まずは相談となります。

 

借金は計画的に。それに尽きます。